fon

■屋外でネットをする
屋外にいるときにネットに接続しなければならなくなったら、モバイルタイプのPCやネットが出来るニンテンドーDSなどの携帯ゲーム端末のほかに、加入しているプロバイダのアクセスポイント(AP)がそばになければなりません。もしAPがそばになければネットへの接続は不可能ということになります。
■ギブ・アンド・テイク
FONは自分が自宅に持っている無線LANのアクセスポイントを屋外にいる他のFONユーザーに開放し、その代わり自分も屋外で他のFONユーザーの無線LANを使えるようにしよう、というサービスです。つまりFONユーザー同士によるAPのギブ・アンド・テイクというのがFONの基本概念です。2005年11月にスペインで誕生したFONが世界中に広がれば、場所を問わず常にネットワークの中に自分を置くことが出来るというわけです。
■3つのサービス
PCと対応ルータに専用ソフトをインストールし、ユーザー登録すればFONに参加できます。参加の種類は3つ。
- 自宅のAPを無料開放する代わりに他人のAPも無料で利用できる「Linus」
- 自宅のAPを有料開放し、他人のAPも有料で利用する「Bills」
- APは開放せず、他ユーザーのAPを有料で利用する「Aliens」
■クリアすべき問題
ネット環境はユーザーによってまちまちなので、一定の品質を保証できません。常にブロードバンドを利用できるとは限らないということです。現在はビジネスよりもPSPやニンテンドーDSなどのようなゲームユーザーを利用者として想定しています。またセキュリティやインフラをただ乗りするという点を問題視する声もあり、FONが本格的に普及するにはいくつかの解決すべき問題があります。まだ始まったばかりのサービスですが、すべての問題をクリアすればビッグビジネスへと繋がるかもしれません。